2011年10月29日土曜日

雪のなかの連帯行動:Occupy Wall Street(ウォール街を占拠しよう)

SEIU1199の組合員たち、左側の柵は集会場の仕切り、入口は一カ所に規制され、警官が立っている
連帯集会の呼びかけビラ


10月29日(土)正午、朝からのみぞれが吹雪に変わるなか、”Occupy Wall Street”への連帯行動が行われた。

主催したのは、CBTU (Coalition of Black Trade Unionists)やAPRI (A. Philip Randolph Institute、アフリカ系労働者組織)、LCLAA (Labor Council for Latin American Advancement、ラテン系労働者組織)、APALA (Asian Pacific American Labor Alliance、アジア太平洋系労働者組織)、NAACPA (National Association for the Advancement of Colored People、全米有色人種地位向上協会)など、マイノリティの労働者組織(AFL-CIOの構成組織でもある)や運動組織である。

SEIU1199(全米サービス従業員組合1199支部:医療・介護労働者の組合)や、TWUローカル100(交通労働組合100支部:ニューヨークの地下鉄やバスの組合)、UAW(全米自動車労組)などから200名の組合員が参加した。

この集会は、「”Occupy Wal Street”運動とマイノリティの人々との連携が弱いため、それを強めることを狙いとしてとりくまれた」(ステファニー・ルースさん・ニューヨーク市立大学)という。

ニューヨーク市庁舎前の歩道での集会は、柵に囲まれ、集会の参加者は狭い場所に押し込められた。入口は一カ所のみで、警察官に参加者か否かを質問された。威圧的で不快だ。これでは一般の人たちは近寄りがたい。ルースさんによれば、911以後規制が強まったという。

吹雪のなかで1時間ほどの集会の後、”Occupy Wall Street”の拠点であるZuccotti Park (Liberty Plaza) へ向かった。警察官が車道を歩き、デモ隊が歩道を歩くという妙なデモだった。

”We are the 99%" ”Occupy Wall Street"...


UAWも参加


















道路を歩くおまわりさん・デモ隊は歩道を歩く
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(上の動画)歩道でのデモ
(下の動画)解散地点のZuccotti Park (Liberty Plaza)

掲載した動画は、悪天候のなかで撮影した無編集のデジカメ映像ですので、お見苦しい点はご容赦ください。


※「Occupy Wall Street (ウォール街を占拠しよう)by Labor Now Report 」をスタートしました。ニューヨークからOccupy Wall Streetの一端を伝えます。今後順次更新します。

Occupy Wall Street


10月25日に、ニューヨークに到着しました。今回の主目的はニューヨークの社会運動ユニオニズムに関して、様々な人々から話を聞き、現場を見て歩くことでした。

渡米を準備しているうちに、予期せぬ大運動〜Occupy Wall Street運動が勃発し、あっという間に、全米、そして世界に伝播していきました。他方、既存の労働組合もこの運動を支援し始めました。

これこそが、Next Upsurgeなのか? 今後の運動はいかに展開するのか? 労働運動は合流するのか?できるのか? 

もう一つの重要な課題はメディア。911の時と今回とでメディアの役割がどう変わったか? かってはインディメディア(独立メディア)が重要な役割を果たし、今回は、それに代わって、ソーシャルメディアが重要な役割を果たしているようです。その実態はいかに・・・

27日に、エマニエル・ネスさん(ニューヨーク市立大学)、28日に、ステファニー・ルースさん(ニューヨーク市立大学)とマーク・ブレナーさん(Labor Notes)に会って、Occupy Wall Street運動についていろいろ話を聞いてきました。

雨の中、現場にも行ってきました。ズコティ・パーク(リバティ・プラザ)はビルの谷間の小さな(想像していた以上に!)公園で、そこにテントがびっちり並んでいました。雰囲気は派遣村のようでもあり、権力の介入できない自治的な公共空間(周りは警察官だらけですが)ができているようでもありました。私たちは体験したことがないので本当のことはわかりませんが、68年のバリケードの中の空間のような感じなのでしょうか。違いは既存の労働組合運動や地域の様々な社会運動が合流していることでしょう。

これから、様々な人たちの話を聞き、交流し、新しい運動はどう発展しつつあるのか、そしてどうすれば連帯できるのか・・・を探ります。


2011年10月28日金曜日

Labor Now 関係Linkと連絡先

海外レポートシリーズ
ロサンゼルスから(2004年)
http://www.jca.apc.org/apwsljp/report/losangels/lamokuji.htm
ニューヨーク・シカゴから(2005年)
http://www.jca.apc.org/labornow/old/index.html?_startPage=9
オバマ政権下の労働運動(2009年)
http://labornow.blogspot.com/2009_08_01_archive.html#2551579678059075121

Labor Now関係サイト
Labor Nowのウェブサイト http://www.jca.apc.org/labornow/
Labor Nowの旧ウェブサイト http://www.jca.apc.org/labornow/old/ 
Labor Now脱原発ビデオプロジェクト http://nonukesfukushima.blogspot.com/
911から311へ そして・・・(Labor Now 映像サイト) http://from911to311.blogspot.com/ 
パシフィック・ビーチ・ホテル・ボイコットキャンペーン
http://supportpbhworkers.blogspot.com/

協力組織
一橋大学大学院社会学研究科フェアイレイバー研究教育センター
明治大学労働教育メディア研究センター
Center for Labor Research and Education, University of California, LosAngles

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